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2010/1/4
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カッコつける為に吸い始める
タバコを吸い始めるきっかけはなんでしょうか?「みんなが吸っているから」と、なんとなく吸い始めた人がほとんどなのではないでしょうか。
また、タバコを吸っている姿を見て、「かっこいい」と感じて、それを真似ようと思い、タバコを吸い始める人も多いようです。
初めて吸ったタバコの味は美味しいものではなく、むしろ不味いものだったのではないでしょうか。でも練習して、なんとか味に慣れて、「喫煙者」の仲間入りをします。
周りを気にしたり、いきがったり、かっこつける為に、吸い始める訳ですが、「喫煙」ってホントにかっこいいものなのでしょうか?

なぜカッコイイと感じるのか【1】 - 強さのアピール
「タバコはガンの原因」という事は、既にはっきりと判っており、ガンを予防するのに最も重要なのは、”喫煙をしない事”というのは、今や常識となっています。
現在のように、タバコによる健康被害が明確に判っていなかった頃からも、タバコは身体に悪い、健康を害するという事は、「タバコは百害あって一利無し」ということわざもあるように、昔から広く知られていました。
タバコが身体にとって「毒物」であるという事は、人間だれしも生物として「なんとなく」実感しているのではないかと思います。

その毒物であるタバコをあえて「摂取」するというのは、ある種、個体としての「強さ」を強調している行為なのかもしれません。
「自分は健康で強いから、こんなに身体に悪い事をしても平気である」という誇示。
それが男性なら「男らしい」と見せる手段となり、
生真面目な小心者の男ではなく、無頓着に身体に悪いことをしている=度胸がある、という連想をさせ、「ピアス」や「入れ墨」と同様に、度胸不良っぽさカッコイイ、となるのかもしれません。

女性の場合は、女性が社会に進出し、女性の地位の向上、男性並の強さの象徴として「自立した女性」は、男性と対等にタバコを吸うという意識から、女性の喫煙が増えてきたという背景があるようです。

しかし、一旦タバコを吸い始めてしまうと、ニコチンによる依存性がある為、簡単には止められなくなってしまいます。
タバコを吸えば、免疫が弱まるので病気になりやすくなります。タバコには発ガン性物質が含まれているので、ガンにかかる率も吸わない人に比べて格段に上がります。その高い確率の中でガンにかからない為には「運」にまかせるしかありません。ガンになるかならないかはロシアンルーレットのようなものです。喫煙を続ければ、ピストルに込められた弾の数を自ら増やしていくようなものなのです。見た目の「強さ」というよりは、運の「強さ」のアピール。そういった意味では確かに度胸が要りますが、それよりも、タバコの依存を断ち切る、相当の意志を見せて、「強さ」を示してみてはどうでしょうか?

なぜカッコイイと感じるのか【2】 - ファッション
「友人の○子も吸っている」そんな動機から吸い始めるタバコですが、その”友人○子”は、派手な友達のグループに所属し、新しい流行もいち早く取り入れていて、身近では目立つ存在であったりします。
学生時代は、まず「目立つ」存在が注目されます。大抵、性格や行動が積極的なので、新たな経験をすることに躊躇せず、大人の気分が味わえると、タバコにもいち早く興味を持ちます。
その○子がかっこよくタバコを吸っているのだから、自分も「ファッション」の一部として、真似てみたいと思うわけです。いくら「タバコは美容に悪い」と聞いていても、友人○子はカッコよくてキレイだし、”そんなの関係ない”と思えるでしょう。
実際タバコを吸えば、肌の調子が良くないことを実感すると思いますが、大体20代後半くらいから徐々に変化は現れ、40歳を過ぎてからは顕著に現れます。
若いうちはそれほど表面には出ないから、「今が良ければいい」と思っても、ゆっくりゆっくりと「ダメージ」は忍び寄ってくるのです。

どんな美人でもタバコを吸い続ければ、美と若さをどんどん失っていきます。20~30年後の同窓会では歴然とした差が付いてしまうかもしれません。
一旦喫煙を習慣にしてしまうとやめるのがツライので、初めから吸わない方が、絶対「お得」です。

 

なぜカッコイイと感じるのか【3】 - イメージ宣伝効果
日本では、テレビや映画の中で「カッコイイ」俳優がここぞというシーンで、「当たり前のように」タバコを吸っています。女性に人気のある俳優やタレント達です。タバコCMにもその銘柄のイメージに合った俳優を起用して、宣伝しています。
 

その場合、タバコを吸うから「カッコイイ」のではなく、単にその俳優が「カッコイイ」のに過ぎなかったりするのですが、その演出によって、「カッコイイ男が喫煙する」という「イメージ」が植え付けられます。
(但し、タバコCMに日本の女優は起用されていません。女性の喫煙は男性にはあまりかっこいいとは思われていないようです。)

タバコのテレビでの商品CMは禁止されていますが、電車の中吊りや、雑誌にはたくさんの商品広告が載っています。さわやかなイメージに作られた広告です。

タバコ会社の広告宣伝によって意図的に刷り込まれた「カッコよさ」なのですが、そう思いこまされている事に気づいていないのです。

タバコ会社のイメージ戦略
タバコ会社は広告に膨大な費用をかけて宣伝しています。
例えば、ある銘柄のタバコ広告は、世界中の「白とブルー」の雄大な自然風景をモチーフに使用し、「憩いと安らぎ」を演出して功を奏しました。本来タバコの持つ「茶色いっぽい」イメージを払拭しようとした戦略です。

それまでの重厚で渋い大人の男をイメージさせるパッケージデザインや広告から、「さわやかさ」「すっきり感」を強調した路線へ変化させたのには、「ターゲット」の変化があります。
今まで最大の顧客だった「おじさん」達はそろそろ体調不良を感じたり、健康志向の影響で禁煙に踏み切る人も増え、その喫煙率は頭打ちで、日本人の男性の喫煙率は現在は50%を切っています。

そこで、タバコ会社は新たな市場を開拓するため、若い世代や女性を狙いはじめました。女性向けのデザインのパッケージで、細身の「~スリム」や、のどの弱い女性が吸えるように研究がなされ、ハッカで刺激を抑えた「~メンソール」といった銘柄を次々に出しています。モデルの女性が指にタバコを挟んで「たばこは動くアクセサリー」とCMで流していたこともあります。

タバコ会社は、多くのテレビ番組のスポンサーになっています。現在はタバコそのものの商品をCMで流すのは自粛していて、放映しているのはマナーCMだけなので、番組やドラマの中でタレントに喫煙をさせるなどの工夫をしています。また、実際は健康を害する問題のある商品なのに、民放にとっては、タバコ会社は大手クライアントなので、堂々とタバコの非難はできません。報道番組のスポンサーをチェックしてみて下さい。夜のニュース番組では多くの番組のスポンサーに「JT」がなっている事実に気づくと思います。報道番組は正しい情報を伝えるのが使命のはずなのに、タバコ会社が莫大な資金を投入してスポンサーとなっているために、タバコの問題は正しく伝えられないのです。雑誌社も同様で、未成年が読む雑誌やマンガにも広告が載っています。それゆえ、タバコ問題の正しい情報が私たちに伝わって来ないのです。

イメージと異なるタバコの実態
莫大な費用をかけてかっこよく、さわやかで、若々しく、時には力強く、時にはスリムな「良いイメージ」を作り込んで、強調した広告は、タバコの持つ「常習性があり、病気になり、臭くて、ヤニで茶色く汚れてしまう」という本来の性質を巧みに覆い隠しています。
 

タバコは一度習慣(薬物依存)になると、一定のニコチン量を補給しなければならない「渇望感」を感じるようになるため、定期的にどこかで摂取しなければなりません。
最近は禁煙の場所も増えたので、喫煙できる場所を探さねばならず、朝など、駅の喫煙スペースには人だかりができていて、女性の姿も見かけます。
かっこいいものと信じて吸い始めたのに、あのうす汚れた駅の喫煙スペースで、もうもうと煙が立ちこめる中でおじさん達に混じって、人目を避けて、あるいは開き直って、なりふり構わずニコチンという薬物を「摂取」しなければならなくなっているのです。

というのも、タバコは世の中で最も嗜癖性(依存性)の強いドラッグで、クラック型のコカインよりもはるかにその常習性が強いといわれています。だから、一度喫煙が習慣になってしまったら、やめるのはとても困難です。

その上、タバコは火がついている間、約4,000種類を超える化合物を生み出し、そのなかの約200種類はニコチン・ベンツピレンのほか、砒素やダイオキシンなどの有害物質が含まれています。そのうちの40種類以上が発ガン物質となり、細胞を傷つけガンの発症に深く関与していると言われています。

例えば、肉や魚などのタンパク質がこげた「黒こげ」にも発ガン物質が含まれているといわれていますが、もしも巧みな広告宣伝により、「黒こげ」が「かっこいい」ものと思いこまされ、しかも常習性があるとしたら・・。そんな「黒こげ」にお金を出して、毎日せっせと食べているようなものです。

タバコCMは甘い言葉で巧みに喫煙を促し、一旦「喫煙行為」を始めてしまえば、簡単に抜けられなくなる魔の誘いです。
ちょっとサラ金のCMと似ているかもしれません。宣伝によって、気軽に簡単に借りられる気分にさせて、一旦利用者になってしまえば、簡単に抜けられなくなる。ちらっと「ご利用は計画的に」とあるのが、タバコにも「あなたの健康をそこなうおそれありますので、吸いすぎに注意しましょう」と小さく書いてあるのに似ています。(借りすぎて返せなくなる-自己破産。吸いすぎて病気になる-ガン。)

それに、タバコは他人にとっても迷惑行為です。千代田区では路上喫煙が禁止されましたが、もともと、食べ物も歩きながら食べるのはマナーが悪いことですし、ましてやタバコは火がついている危険物です。タバコは煙の「ニオイ」それだけでも、迷惑です。人が吐き出した煙を吸わされてしまうのは、他人の排泄物をを嗅がされるのと同じように失礼千万ですが、タバコの煙はそのニオイが髪や服にまで染みつくので、もっと困りものです。単に不快であるだけではありません。なんといっても、煙が周囲の人の身体にも害を及ぼすのです。多くの有害物質を含んでいるのは、点火部分から立ち昇る副流煙のほうなので、受動喫煙による健康被害は重大な問題です。

「かっこいい」宣伝と実態には大きなギャップがあるのです。

 


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