タバコを吸うことで、「得」をしているのは誰なのか。「損」をさせられているのは誰なのか。情報が隠蔽され、ダマされてきた事に「気づいた人」がだいぶ増えてきました。ようやく「タバコの害」がきちんと認知されつつあります。日本でも成人男性の喫煙率は下がってきています。
しかし、20代女性の喫煙率と、未成年の喫煙率は以前よりも上がってきている実態があるのです。「若い女性」「若い世代（未成年）」にターゲットを絞った、タバコ会社の販売戦略が効を奏している為ですが、そのことに「気づかない人」は「何となく」とか「かっこいいから」と、販売戦略に乗せられていることも知らず、タバコを吸ってしまっているのです。

確かに、「みんな吸っている」ので、ホントにそれほど害のあるものなのか信じられないと思うでしょう。テレビドラマの中の俳優やタレントも、全く当たり前のように吸っているし、自動販売機やコンビニでも簡単に買うこともできるし。これだけみんなが吸っているんだから「大したこと無い」に決まっていると思ってしまいます。ちょっとくらい悪くたって「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という気分でしょうか。
しかし、実際のところは、例えばタバコを吸わない人が横断歩道を渡っているとすれば、タバコを吸っている人は、びゅんびゅん車が走る道路を、つっきって渡っているようなものです。交通事故に合う確率は非常に高い。みんなで一緒になって走ってくる車を止めて渡っているわけでは無いのです。

タバコを吸うことで、誰かが「得」（儲ける）をしても、自分が「得」をすることは何もないのです。

何か「得」することは思いつくでしょうか？例えば、喫煙は「便秘に効く」という”効用”を期待してタバコを吸い始める女性も多いようです。しかし、それは健康的に為されるのでなければ、意味がありません。タバコは刺激物ですから、便秘が改善される場合もあるようですが、美容にも悪く、病気になるリスクが付きものの喫煙よりも、別の方法を選ぶべきです。
例えば、”朝一杯の冷たい水を飲む”方法。胃腸に刺激を与えて便秘を解消できます。この方法なら、いたって健康的。身体が目覚めて、体温が上昇し、太りにくい体質になるという効果も期待できます。
 

それから、「やせる」目的でタバコを吸うというのは間違っています。タバコを吸うことではやせません。今までタバコを吸っていた人がやめると、気を紛らわせようとつい食べてしまって太るというのはありえますが、それは一時のことで、健康のためにはそれでも喫煙をやめるべきです。やせるのも、健康的な方法で行わなければ、美しくやせることはできません。

日本の女性全体の喫煙率は約14％に対して、20代女性の喫煙率は、約24％と、ここ数年高くなる傾向にあります。4人にひとりは喫煙者で、美と健康を手放す「損」な方向へ向かってしまっています。キレイでいるためには、なんといっても基本は「健康」です。タバコを吸って血液ドロドロでは、キレイなお肌は保てません。美容と健康は切っても切り離せないのです。

作られたイメージにだまされず、「気づいた人」となって、あらゆる意味で「損」をしないために、タバコを避ける「賢い」選択をしましょう！
 

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