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2010/1/4
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ニコチン

タバコの主成分であるニコチンは、血管を収縮させ、血行を悪くする。
血流が悪くなると皮膚の温度が低下する。新陳代謝が悪くなり、真皮の働きが衰えて、しわ、たるみ、くすみ、かさつきの原因になる。

<ひとこと>
エステに行くと、マッサージをしてくれますが、それは血流の流れを良くして新陳代謝を上げる為なのです。運動も、皮膚への血流量を上げて、皮膚の若々しさを(再生率)をアップさせる効果があります。タバコを吸うと、その直後から皮膚の温度が2~5度も低下する程血流が悪くなり、元の皮膚温度に戻るのに1時間以上かかります。そのころにまた次のタバコを吸うことになり、常に皮膚温度は低下し続ける事になります。そうやってせっせとニコチンを摂取していては、どんなに高価なクリームでマッサージしたところで、追いつくはずはありません。

 

ビタミンCの破壊

タバコ1本で25~100mgものビタミンCが破壊される為、ビタミンC不足をまねく。
ビタミンCには、メラニン色素が出来るのを防ぐ作用があり、不足すると、しみ・そばかすなど色素沈着をおこしやすくなる。
また、ビタミンCには、肌の弾力を保つコラーゲンの生成を助ける作用があるので、不足すると肌の、ハリ・ツヤが失われ、しわも出来やすくなる。
さらに、ビタミンCは、活性酸素による肌の酸化を抑える作用があるので、不足するとその抗酸化作用も失われてしまい、老化の原因になる。

<ひとこと>
肌の美しさを保つのに欠かせないビタミンCは、タバコをたった2本を吸っただけで一日の必要量が失われてしまいます。
ビタミンC不足は風邪などの感染症などにもかかりやすくなる上、ビタミンCはストレスから身体を守る副腎皮質ホルモンの原料ともなるので、ビタミンC不足は、ストレスに弱くなり、体調をくずしやすくなってしまいます。
ビタミンCには、コラーゲン合成、メラニン色素生成抑制、免疫力を高める、傷の回復を良くする、抗ストレス、抗老化、などの作用があり、また、遊離脂肪酸からセラミドを合成して皮膚のバリア機能を上げたり、肌のキメを整える、という効果もあり、肌のためには欠かせない美容ビタミンといえます。

 

活性酸素


タバコを吸うと活性酸素が増え、その活性酸素は細胞内の不飽和脂肪酸と結びついて過酸化脂質(サビ)に変化する。細胞膜が酸化してサビつくと、細胞が老化して、しみ、しわ、などの皮膚の老化の原因になる。
また活性酸素はエラスターゼ(エラスチンを分解する酵素)を活性化してエラスチン(ゴム様の弾性を示す繊維)を分解してしまうので、さらに肌のハリを失わせて、しわを作る要因ともなる。
それから、活性酸素は生活習慣病の原因ともなり、細胞内のDNAを傷つけることでガン細胞に変異することもある。
 


<ひとこと>
酸化とは、りんごの切り口が変色するように肌がサビついてしまうことです。1本のタバコを吸うと100兆個も の活性酸素が発生するといわれています。
さらに、タバコを吸うと、抗酸化作用のある「ビタミンC」や「ベータ・カロテン」も減少してしまうので、活性酸素の被害が増大してしまい、老化が促進されてしまいます。(βカロテンは抗酸化力が強く、皮膚の老化を予防したり、小腸で吸収された後、半分はビタミンAに変化して、上皮の新陳代謝を促進する「若返り」効果があるビタミンです。)
また、活性酸素によって、細胞が傷つけられることで、細胞の自殺(アポトーシス)が起き、全身の老化が促進されるだけでなく、傷ついた細胞がそのまま増殖を続けるとガン細胞へ変異したりしてしまいます。

 

一酸化炭素

タバコを吸うと体内に一酸化炭素が取り込まれてしまい、血液中のヘモグロビンが酸素ではなく一酸化炭素と結合してしまうことで、酸素不足になる。
酸素が供給されなくなると、血中の色素が奪われて、肌の色や口唇の色が悪くなる。

<ひとこと>
口唇の色を見ると喫煙者の口唇は”紫色”なので、すぐにわかります。
一酸化酸素によて身体が常に酸欠状態となり、さらにニコチンによる血管収縮作用も重なって、血管や細胞に栄養分となる酸素がいきわたらなくなり、正常な肌が持つ、健康的な輝きはなくなってしまいます。
自分が喫煙をしなくても、副流煙を吸い込むと、同様に体内の酸欠をまねいてしまいます。

 

 

タール


タバコに含まれる暗色のタール成分により、肌の色が悪くなる。
毛穴にも付着することで、黒ずみの原因となる。
また、タール(ヤニ)が歯につくと歯が黄色くなり歯肉も黒ずむ。タバコ臭い口臭の原因にもなる。
 


<ひとこと>
肺に吸い込まれたタール成分は、血中に移り、やがて皮膚にたどり着き、身体の中からも肌の色を悪くします。またタール成分は、外からも皮膚や粘膜の表面に付着し、さらにニコチンによって血行が悪くなることで沈着してしまいます。ビタミンCの破壊により細胞の新生が阻害される事も沈着してしまう原因になります。

 

煙の刺激


タバコの煙の粒子は肌自体にも刺激となる上、煙が目にしみる為、顔をしかめる回数が多く、しかめている間はコラーゲンの合成が行われないので、その部位にしわが刻まれる。
また口から吸い込む煙はのどと声帯を通るので、その影響でガラガラ声になる。


<ひとこと>
目が痛くなる、のどが痛くなる、といった症状を引き起こす煙の刺激は肌にも刺激となります。副流煙でも影響があるので、肌や粘膜の弱い人は、他人の煙も避ける方が 無難です。

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